週末に母を車いすに乗せて出かけるようになって1ヵ月になる。母とのデートは小さな発見の連続で興味尽きない。電車の乗り降りと最短ルート探しは緊張の連続でもある。だから楽しいのかもしれない。
駅員の助けを借りないことを原則にしているから、利用する駅にエレベーターがあるかどうか、どこにあるかが必須の情報だ。プラットホームと車輌の段差や隙間がどれほどあるかも大いに気になる。この点、東急電鉄の池上線はほとんど段差も隙間もなく、車いす利用者にとってたいへんありがたい。それは感動的ですらある。
僕がよく利用する山手線については、各駅の設置状況が一目でわかるサイトがあり、重宝している。こういう情報を提供する人たちには頭が下がるばかりだ。ただ、各駅のプラットホームと車輌の段差や隙間がかなり大きい。JRがかつて国営だったことと関係があるかもしれない。