周囲に配慮しない人々

最近気になっていることの一つに、周囲に対する感官を欠いた人々の増加がある。混み合った電車でザックを背負ってスマホに見入る人や大きなバッグを肩に掛けてスマホを操作する人が多い。彼らのザックやバッグは周囲の人に当たって迷惑を及ぼすのだが、お構いなしだ。その姿は背中にランドセルを背負った小学生を思い出させる。

車内放送で繰り返し注意をしても一向に頓着しない。自己の世界に没入し、周囲のことは視野に入らないのだ。他の人々など存在しないかのようだ。そもそも周囲という感覚が欠落しているのかもしれない。

周囲に構わず、大きな声で話す人々も少なからずいる。若いころから人一倍騒音に神経質な僕だけの問題かもしれないが、そういう日本人が増えたように思う。

いずれも周囲に対する配慮を欠いた人々だが、僕のような者にはとても煩わしい。こんなことを言うと、年を取っただけと言われそうだが、そうではない。日本社会が変化しているのだ。

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