僕は第一言語が日本語、第二言語が英語、第三言語が韓国語だと自覚している。当然日本語が一番楽に自己表現できるのだが、日本語で話していても相手が日本人のときよりも韓国人のほうが楽に感じる。その理由は、たがいに思っていること感じていることを率直に話せるからである。もちろん、これは一般論でしかなく、本当は個人差のほうが大きいのだが、僕にとって話しやすい相手はいずれも韓国人だ。

なぜだろうか。たがいに率直に話すということは、相手を批判するような話もし、相手もそれを聞くし、反論もできるからだ。日本人のあいだでは、かなり親しい関係になっても、相手が不快になる内容は避けようとする。そういう不文律のようなものがあって、それを守らない者は嫌われるように思う。僕は日本人間のそういう配慮が不足しているか、欠如しているらしい。

相手に対する配慮が不要だと言っているのではない。望むらくは、そういう気を使わないで済む相手と話したいということなのだが。そんな相手は多くはいない。