一葉の「たけくらべ」を読む

樋口一葉(1872年5月-1896年11月)の『たけくらべ』を縦書き文庫版で読んだ。1895-96年に雑誌「文學界」に連載、96年4月に「文藝倶楽部」に全篇が掲載された。一葉満23歳の作品で、亡くなる僅か半年前のことだった。この作品も高三か浪人のときに読んだはずだが、ほとんど記憶にない。ただ字面を追っただけなのだろう。荷風の『濹東綺譚』は鮮明に残っている。

吉原についてよく知らないので、前後して田中優子の近著『遊廓と日本人』を読んだ。文化としての遊廓に関する考察とでもいうべき書である。大いに参考になった。図版を中心に説明している第5章に図版が増えれば、と思う。

若いころ上野で植木商などに関わり戦後小石川に生花店を営んだ祖父に連れられ、吉原界隈を歩いた記憶があるが定かでない。

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