自転車のライトが切れた

もう五年以上使っているUSB充電方式のライトが充電できなくなり、完全に切れてしまった。日が暮れるのが早くなって夕方5時にはすっかり暗くなるこのごろ、帰りの走行にライトは必需品だ。

五反田から大崎広小路、大崎まで走り回って自転車屋を探した。一軒目は移転していた。二軒目は閉店セール中でライトなどの小物は売り切れ、第二京浜国道沿いにあるはずの三軒目は探せなかった。

あきらめて国道から中原街道の平塚橋交差点の方に向かっていると、あった。いかにも町の自転車屋らしいおじさんが店内を清掃している。そろそろ閉店の時間なのだ。その店に飛び込んだ。ライト探しが徒労に終わらずにすむ。ライトは四個壁に掛かっているだけ、そのなかですぐに使える単3電池式LEDを選んだ。

当然のことのように僕の自転車に取り付けてくれる。パッキングを何度か取り替えハンドルの太さにあうようにして取り付けてくれた。作業中、自転車談義を交わした。しだいに、町の自転車屋が消えてゆく。

One thought on “自転車のライトが切れた”

  1. 上の話を知人に伝えたら、ワンコインショップで売っているというので、さっそく尾灯を購入した。サドル下に取り付けて少し走るとすぐ消えてしまう。帰宅して調べると、僅かの揺れで電池が動いて電極から外れてしまうのだ。適当なパッキングを入れて固定したら動かなくなったが。

Leave a comment